shinoの小箱

オススメアニメと育児 に関する情報を発信しています。

笑いと恐怖が入り交じる!『ヘンダーランドの大冒険』(クレヨンしんちゃん映画)の魅力について!初期の名作を、子どもと一緒に観て欲しい!

クレヨンしんちゃんの映画と言われ、あなたが思い浮かぶ作品は何ですか?!

 

『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』でしょうか。

はたまた、

『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』でしょうか。

 

他にも、しんちゃんシリーズの映画は、笑いあり・涙ありの良作品が勢揃いしていますよね!

 

その中でも、今回私がオススメしたい作品は、

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』

です!

 

1996年(平成8年)の映画ですので、

今の子どもたちは観たことがない子が多いかもしれません。

 

「子どもとは今年のしんちゃんの映画を観るから」というそこのあなた!

「オトナ帝国からクレしん映画にはまったから、それ以前の作品は観ていないよ」というそこのあなた!

実にもったいないです!

 

 

そんなあなたのために、

今回は、ヘンダーランドのあらすじや感想、見所などを紹介していきたいと思います。

 

 こんな人にオススメ 

・お腹がねじれるほど笑いたい人

・ホラーを体験したい人

・ちょっぴりホロリ、切ない気持ちになりたい人

・頭を空っぽにして楽しみたい人

・子どもと一緒にクレしん映画を楽しみたい人(ただしトラウマシーンは弱冠怖いので注意!)

 

 

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』のあらすじ

f:id:buretsu33yume:20190527133114p:plain

©臼井儀人双葉社・シンエイ・テレビ朝日ADK

 

みんなで遠足に行った「群馬ヘンダーランド」は、実は地球制服をもくろむ魔女のアジトだった! アクション仮面やカンタムロボ、ぶりぶりざえもんといっしょに悪を叩け。
(1996年公開)

引用元:クレヨンしんちゃん公式ポータルサイト

 

しんのすけの妹・ひまわりが生まれたのが今作品の後だったため、

野原家が3人で登場する映画はこれが最後となっています。

 

 

今は懐かしい、矢島晶子さんが声優をされていますね。

 矢島さんの声を聞くと、不思議な安心感があります。

 

映画の感想・見所の紹介

みんなのトラウマ!「ス・ノーマン・パー」 

f:id:buretsu33yume:20190527134629j:plain

© Village Vanguard Webbed CORP. / TEAM★LAB Inc. 2019

 

 まずこの映画で欠かすことの出来ない存在が、「ス・ノーマン・パー」です。

 今作のラスボス・オカマ魔女の手下の一人。

 

しんちゃんの持っている、願いが叶う「すげーなすごいです」のトランプを奪い取ろうとやってきます。

 

彼はとにかく、人に付け入るのが上手いです。

しんちゃんの通う幼稚園に、市の職員としてやってくるのですが、

明るいキャラクターで子ども達にも大人気。

もちろんしんちゃんも、最初は「ス・ノーマン先生」とかなり仲良く遊んでいます。

 

雰囲気がガラッと変わるのは、トイレでしんちゃんと二人きりになったとき。

 

「ところでアニキ、オイラちょっと変わったトランプを探してるんだけど、知らねぇか?」

 

薄暗い雰囲気、間の取り方、少しだけ落ちた声のトーン。

しんちゃんは即座に「トランプを奪いに来た悪い奴だ」と気づきます。

 

ユーモア溢れる優しい先生が、「本当は悪い奴だ」と気づいた時の、

急に背筋がスッと凍るような感覚。

子ども目線だと怖さも倍増しそうですね。

 

その後の「今日、アニキの家に遊びに行ってもいいか?」のセリフはゾワゾワします。

いや絶対来て欲しくないし・・・。

 

 

そして、ス・ノーマンに関する怖いところは、

誰も彼が悪い奴だと信じてくれない所です。

 

しんちゃんは友達やみさえに「あいつは悪い奴だ」と訴えますが、誰も信じてくれません。

みさえに至っては「とっても良い方じゃない?」と、すっかり騙され、ス・ノーマンを家に上げてしまいます。

いや絶対来て欲しくないし・・・(二度目)

 

 

もうひとつ怖いポイントとしては、一回離れて、また登場して・・・が繰り返されるところですね。

 

幼稚園から帰って、ス・ノーマンから離れられると思ったら、

みさえが家に上げてしまい、再び登場。

夕食が終わって帰ったかと思ったら、今度は意気投合したひろしが家に上げてしまい、再び登場・・・。

 

一回安心させといて、また緊張させてくる、終わらない感じが、

恐怖をさらに倍増させます。

 

最終的に、すげーなすごいですのトランプを使い、しんちゃんは無事、ス・ノーマンを家から追い出すことに成功します。

 

アクション仮面・カンタムロボ・ぶりぶりざえもんが登場し、

4人で試行錯誤しながらの対決シーンはかなり面白いので、是非見てみて下さい!

 

 

恐怖を乗り越え、成長した5歳児の姿に感涙

f:id:buretsu33yume:20190527134644j:plain

© Village Vanguard Webbed CORP. / TEAM★LAB Inc. 2019

 

物語の鍵となる、「トッペママペットという人形の女の子。

しんちゃんは彼女から「すげーなすごいです」のトランプを預かります。

 

トッペマは人形の体ゆえ、トランプの力を十分に使いこなすことが出来ず、

しんちゃんにトランプをゆだね、オカマ魔女の野望を阻止しようとします。

 

「お願いしんちゃん!一緒にオカマ魔女たちと戦って!」

トッペマは訴えます。

 

が、しんちゃんはここで拒むのです。

脳天気で、女の人のお願いは安請け合いするタイプのしんちゃんが、

「オラ・・・オラ・・・なんだか・・・」

「嫌だな、怖いもん」と。

 

しんちゃんは、トッペマにトランプを渡される前、

ヘンダーランドで怖い目に遭っています。

 

オカマ魔女の手下「クレイG・マッド」と「チョキリーヌ・ベスタ」。

二人とトッペマが戦い、ギリギリの所でトッペマが負けてしまう所を目の当たりに。

何も出来ないしんちゃんは、言われるがまま「見なかったこと」にしてその場を後にします。

なんというか・・・苦い思い出ですね。

 

その経験を経た後での、

なんとか無事だったトッペマからの「一緒に戦って」という流れなのです。

 

ちょっと・・・怖いですよね。

敵は大人だし、悪い奴です。

かなり死にそうな思いもしていますので、そこにもう一度行くというのは、

5歳児からしたら恐怖です。

大のおとなの私だって嫌です。

 

しんちゃんはヘンダーランドのCMが流れたらテレビを消してしまうほど、

チョキリーヌたちとの戦いはトラウマになってしまっているのです。

 

 

そんなしんちゃんが、恐怖を乗り越え、立ち上がったのは

ひろしとみさえが、人質としてオカマ魔女たちに捕らえられてしまったからでした。

 

「オラ、父ちゃんと母ちゃんをお助けするぞ!」

 

意を決し、立ち上がったしんちゃんの行動力はすさまじいです。

トッペマと落ち合うため、埼玉から群馬のヘンダーランドまで一人で向かいます。

5歳児が一人で電車に乗って、ヒッチハイクをして・・・たどり着く頃にはもう夕方です。

ヒッチハイクで乗せてくれたおじさんはしんちゃんを見て呟きます。

 

「しっかりしてるねぇ・・・」

 

しんちゃんの成長ぶりが感じられ、胸がジーンときます。

 

その後、クレイGマッドとの戦いでひろしを、

チョキリーヌベスタとトッペマの戦いでみさえを救い出すことに成功します。

 

この手下二人との戦いも見所なので、是非見て頂きたいです。

特にチョキリーヌベスタVSトッペマ戦は、いちばん魔法を駆使した、手に汗握る戦闘となっていて、見ていて楽しいです。

相打ちで決着が付いた後の、しんちゃんとトッペマとの会話。

二人の友情も、涙無しには見られません。

 

トッペマとの出会い、恐怖を乗り越えた姿、トッペマとの別れ。

ひとつ大人になったしんちゃんの姿は、一段と頼もしく見えます!

 

 

抱腹絶倒のラストバトル!

f:id:buretsu33yume:20190527134614j:plain

© Village Vanguard Webbed CORP. / TEAM★LAB Inc. 2019

オカマ魔女・マカオとジョマは、地球侵略を企む今作のラスボス。

 

野原一家は彼女たち(?)の野望を阻止すべく、

オカマ魔女たちと勝負をします。

3回戦まであるのですが、これがとにかく面白い!

 

【1回戦:ダンスバトル】

緩急の付け方が絶妙!

オカマ魔女はコスチュームの通り、美しく繊細な音楽に合わせバレエを踊るのですが、

野原一家はテクニック無しの、激しいハートを揺さぶる全力の阿波踊り

 

緩やかで静かなバレエと、激しく騒がしい阿波踊りを、

何回も交互に見せられます(しかも阿波踊りは回を追う毎に激しさが増す)

 

私は子どもの頃、このシーンが1番好きでした。

緩急の差が繰り返し起こるので、子どもにウケるシーンだと思います。

 

ちなみに審査の結果、審査項目の「ハート」で高得点をたたき出した野原一家が、

0.1ポイント差でオカマ魔女に勝っています(笑)

 

 

【2回戦:ばば抜き】

とにかくひろしを見て欲しい(笑)

未だかつて、汗が飛び散る描写のある「ばば抜き」なんて見たことがあるでしょうか。

世界の命運を分けるばば抜き。

絶対に負けるわけにはいかないという緊張感の中、

ひろしが先に勝ち抜けしないといけないという状況に。

 

この時の、「どちらのカードを引けばあがれるか」を考え抜くひろしはとにかく面白いです!

急なシリアスな作画になったり、

汗が噴き出たりヒゲが伸びてきたり、夜が明けてしまったり。

 

散々悩んだあげく、引いたカードであがることが出来たひろしが、

涙を流し喜びに打ち震えるシーンは、とにかく笑えました(笑)

 

最終的には、感動して喜んでいるひろしの横で、

しんちゃんにババが残ってしまい、野原一家が負けてしまいます(この落差も面白い)

 

 

【3回戦:追いかけっこ】

カメラワークが最高!

クレしん映画の醍醐味とも言えますね!

当時は画期的で、私自身も大変な衝撃を受けました。 

 

ガチンコの体力勝負で、しんちゃんの持っているトランプのババを、

屋上にあるステンドガラスにはめれば野原一家の勝ち(オカマ魔女が消えるため)

しんちゃんからババを奪い取ればオカマ魔女の勝ち、となるのです。

 

消えてしまってはかなわないと、オカマ魔女達も本気で迫ってくる訳ですから、

ラストバトルの追いかけっこは迫力満点です(笑) 

 

特に、ヒロシがババと見せかけて自分の名刺を空へ投げたシーンは笑えます!

時たま入る効果音も絶妙で、笑いっぱなしの追いかけっこになっていますよ!

 

最終的には、無事ステンドガラスにババをはめ込むことが出来、

マカオとジョマをやっつけることに成功します!

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

初期の名作、映画クレヨンしんちゃん『ヘンダーランドの大冒険』

笑いあり、涙あり、ホラーありの見応えたっぷりの映画となっていますので、

是非観てみてください!